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石綿(アスベスト)対策(法令・ガイドライン等)

石綿(アスベスト)対策

石綿(アスベスト)は天然の繊維状の鉱物で「いしわた」「せきめん」とも呼ばれています。繊維状にほぐすことができることから、糸状や布状に加工しやすく、また丈夫で安価、そして変化しにくいことから建材や摩擦材、断熱材といった工業製品に広く使用されてきました。

しかし石綿は、肺がんや悪性中皮腫を引き起こすことが問題となり、現在では、原則として製造・提供・使用等が禁止されています。

石綿を取り扱う作業に使用する保護具

平成21年厚生労働省令第9号で改正された石綿障害予防規則(石綿則)及び上記公示によって、石綿を取り扱う作業に使用する保護具が変更されました。また、平成23年厚生労働省令第83号によって、鋼製の船舶の解体等作業においても建物等の解体等作業と同等の措置が義務付けられました。

作業レベル 除去対象製品 除去工法 呼吸用保護具の
区分
保護衣等の
種類
レベル1 吹き付け材
  • 吹付け石綿
  • 石綿含有吹付けロックウール
  • 掻き落とし、破砕
  • 切断、穿孔、研磨
  • 封じ込め
  • 囲い込み(破砕・切断・穿孔・研磨を伴うもの)
  • 1
  • 保護衣
  • グローブバッグ
  • 囲い込み(破砕・切断・穿孔・研磨を伴わないもの)
  • 1
  • 2
  • 3
  • 保護衣
  • 専用の作業衣
  • その他特殊工法
粉じんの飛散等の実情に応じて個別に判断する
レベル2 耐火被覆材
  • 石綿耐火被覆板
  • 石綿含有けい酸カルシウム板2種
  • 石綿含有耐火被覆塗り材
  • 切断、穿孔、研磨等を伴う除去作業
  • 1
  • 保護衣
  • グローブバッグ
  • 封じ込め
  • 囲い込み(破砕・切断・穿孔・研磨を伴うもの)
  • 1
  • 2
  • 3
  • 保護衣
  • 専用の作業衣
  • 囲い込み(破砕・切断・穿孔・研磨を伴わないもの)
  • 1
  • 2
  • 3
  • 3
断熱材
  • 屋根用折版石綿断熱材
  • 切断、穿孔、研磨等を伴う除去作業
  • 1
  • 保護衣
  • 封じ込め
  • 囲い込み(破砕・切断・穿孔・研磨を伴うもの)
  • 1
  • 2
  • 3
  • 保護衣
  • 専用の作業衣
  • 囲い込み(破砕・切断・穿孔・研磨を伴わないもの)
  • 1
  • 2
  • 3
  • 3
  • 特殊工法
粉じんの飛散等の実情に応じて個別に判断する
  • 煙突石綿断熱材
  • 切断、穿孔、研磨等を伴う除去作業
  • 1
  • 保護衣
  • 特殊工法
隔離作業場内の作業
  • 1
  • その他の作業
  • 1
  • 2
  • 3
  • 保護衣
  • 専用の作業衣
保温材
  • 切断、穿孔、研磨等の作業を伴う場合
  • 1
  • 保護衣
  • グローブバッグ
  • 切断等の作業を伴わない場合:原型のままの取り外し
  • 非石綿部での切断
  • 1
  • 2
  • 3
  • 保護衣
  • 専用の作業衣
レベル3 成形板
  • 石綿含有スレート
  • 石綿含有サイディング
  • 石綿含有岩綿吸音板
  • 石綿含有ビニル床タイル
  • 切断、穿孔、研磨等を伴う除去作業
  • 1
  • 2
  • 3
  • 保護衣
  • 専用の作業衣
  • 原形のまま取り外し
  • 1
  • 2
  • 3
  • 3
その他

石綿取り扱い準備作業及び後始末作業

  • 準備作業
  • 足場、隔離養生作業
  • 片付け、清掃作業
隔離空間の構築・解体及び内部での作業
  • 1
  • 保護衣
  • 専用の作業衣
隔離空間外側での作業
  • 1
  • 2
  • 3
  • 3
呼吸用保護具の区分と種類
区分 呼吸用保護具の種類
1 自給式呼吸器
  • 空気呼吸器
  • 圧縮酸素形循環式呼吸器
送気マスク
  • プレッシャデマンド形(複合式)エアラインマスク
  • 一定流量形エアラインマスク
  • 送風機形ホースマスク
電動ファン付き呼吸用保護具(面体形及びフード形)
2 全面形取替え式防じんマスク(粒子捕集効率99.9%以上)[区分RL3,RS3 国家検定合格品]
3 半面形取替え式防じんマスク(粒子捕集効率99.9%以上)[区分RL3,RS3 国家検定合格品]
4 取替え式防じんマスク(粒子捕集効率95%以上)[区分RL2,RS2 国家検定合格品]

この表は、2012年12月に発行された「石綿技術指針対応版 石綿粉じんへのばく露防止マニュアル」(建設業労働災害防止協会編集・発行)によります。

注1)
「石綿等が吹き付けられた建築物の解体等の作業を行う場合における、当該石綿を除去する作業」には、吹き付けられた石綿等を除去する作業に伴う一連の作業が含まれるため、たとえば、隔離された作業場所における、現場監督に係る作業、除去した石綿等を袋等に入れる作業についても同様の措置が必要である。
注2)
隔離された作業場所で足場の変更又は解体の作業においても、飛散防止材の吹き付け、粉じん抑制材の散布、十分な換気等を行った後が望ましいが、その場合にあっても石綿等の粉じん量に見合った保護具の使用が必要である。