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第9次粉じん障害防止総合対策の推進について

厚生労働省通達「第9次粉じん障害防止総合対策の推進について」(平成30年2月9日 基発0209第2号)が出されました。
粉じんにさらされる労働者の健康障害を防止することを目的として、粉じん障害防止規則の周知徹底及びじん肺法との一体的運用を図るため、これまでの8次に引き続き、粉じんばく露防止対策を推進するため、「第9次粉じん障害防止総合対策」が実施されます。

第9次粉じん障害防止総合対策(抜粋)

第1 目的

事業者は、粉じんにさらされる労働者の健康障害を防止するため、粉じん障害防止規則(昭和54年労働省令第18号。以下「粉じん則」という。)及びじん肺法(昭和35年法律第30号)の各規定に定める措置を講じなければならない。また、これらの措置はもとより、より防護係数の高い呼吸用保護具の使用等、粉じんによる健康障害を防止するための自主的取組を推進することが望まれる。
本総合対策は、これら事業者が講じなければならない措置等の実施を推進するため、じん肺新規有所見労働者の発生状況、8次にわたる粉じん障害防止対策の推進状況等を踏まえ、当該対策の重点事項及び労働基準行政が実施する事項を定めるとともに、事業者が講じなければならない措置等のうち、重点事項に基づき今後5年間において事業者が特に実施すべき措置を、「粉じん障害を防止するため事業者が重点的に講ずべき措置」(以下「講ずべき措置」という。)として示し、その周知及び当該措置の実施の徹底等を図ることにより、粉じん障害防止対策のより一層の推進を図ることを目的とする。

第2 総合対策の推進期間

平成30年度から平成34年度までの5か年とする。

第3 総合対策の重点事項

上記を踏まえ、次の事項を重点事項とする。

  1. 屋外における岩石・鉱物の研磨作業又はばり取り作業及び屋外における鉱物等の破砕作業に係る粉じん障害防止対策
  2. ずい道等建設工事における粉じん障害防止対策
  3. 呼吸用保護具の使用の徹底及び適正な使用の推進
  4. じん肺健康診断の着実な実施
  5. 離職後の健康管理の推進
  6. その他地域の実情に即した事項
第4 労働基準行政の実施事項
1 局及び労働基準監督署の実施事項
  1. 集団指導、個別指導、監督指導等の実施
  2. 電動ファン付き呼吸用保護具の活用周知
  3. 電動ファン付き呼吸用保護具は、粉じん則等において、特定の作業に労働者を従事させる場合に着用させることが義務付けられているが、その性能の高さから、当該特定の作業以外においても、これを活用することが望ましいことに鑑み、上記(2)の指導・審査時等において、事業者に対して電動ファン付き呼吸用保護具の着用について勧奨する。
2 本省の実施事項
  1. 事業者団体等に対する要請の実施
    電動ファン付き呼吸用保護具の使用が有効であると考えられる業種の事業者団体に、電動ファン付き呼吸用保護具の使用の推進を図るよう要請する。

粉じん障害を防止するため事業者が重点的に講ずべき措置(抜粋)

第2 具体的実施事項
3 呼吸用保護具の使用の徹底及び適正な使用の推進

事業者は、労働者に有効な呼吸用保護具を使用させるため、次の措置を講じること。

  1. 保護具着用管理責任者の選任
    平成17年2月7日付け基発第0207006号「防じんマスクの選択、使用等について」に基づき、作業場ごとに、「保護具着用管理責任者」を、衛生管理者、安全衛生推進者又は衛生推進者等労働衛生に関する知識、経験等を有する者から選任すること。
  2. 呼吸用保護具の適正な選択、使用及び保守管理の推進
    事業者は労働者に対し防じんマスクの使用の必要性について教育を行うこと。
    また、「保護具着用管理責任者」に対し、次の適正な選択、使用及び保守管理を行わせること。
    1. 呼吸用保護具の適正な選択、使用、顔面への密着性の確認等に関する指導
    2. 呼吸用保護具の保守管理及び廃棄
    3. 呼吸用保護具のフィルタの交換の基準を定め、フィルタの交換日等を記録する台帳を整備すること等フィルタの交換の管理
    また、顔面とマスクの接地面に皮膚障害がある場合等は、漏れ率の測定や公益社団法人日本保安用品協会が実施する「保護具アドバイザー養成・確保等事業」にて養成された保護具アドバイザーに相談をすること等により呼吸用保護具の適正な使用を確保すること。
  3. 電動ファン付き呼吸用保護具の活用について
    電動ファン付き呼吸用保護具の使用は、防じんマスクを使用する場合と比べて、一般的に防護係数が高く身体負荷が軽減されるなどの観点から、より有効な健康障害防止措置であることから、じん肺法20条の3の規定により粉じんにさらされる程度を低減させるための措置の一つとして、電動ファン付き呼吸用保護具を使用すること。
    なお、電動ファン付き呼吸用保護具を使用する際には、取扱説明書に基づき動作確認等を確実に行った上で使用すること。

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