「送気マスクの適正な使用等について」が改正されました
2024/12/05
厚生労働省通達「送気マスクの適正な使用等について」(令和6年11月7日 基安化発1107第2号)が発出されました。
日本産業規格JIS T 8150:2021「呼吸用保護具の選択、使用及び保守管理方法」及びJIS T 8153:2023「送気マスク」の改訂を踏まえ、送気マスクの使用上の注意事項が示されました。
送気マスクの防護性能(防護係数)に応じた適切な選択については、以下抜粋のとおりです。
日本産業規格JIS T 8150:2021「呼吸用保護具の選択、使用及び保守管理方法」及びJIS T 8153:2023「送気マスク」の改訂を踏まえ、送気マスクの使用上の注意事項が示されました。
送気マスクの防護性能(防護係数)に応じた適切な選択については、以下抜粋のとおりです。
1 送気マスクの防護性能(防護係数)に応じた適切な選択
送気マスクの選定に当たっては、日本産業規格(JIS T 8150:2021「呼吸用保護具の選択、使用及び保守管理方法」及び JIS T 8153:2023「送気マスク」)を参考に、作業者の顔面・頭部に合った寸法の呼吸用インタフェースを有する送気マスクを選択すること。
なお、別添のとおり使用する送気マスクの指定防護係数が次の式により求められる要求防護係数と比べ、十分大きなものであることを確認すること。
酸素欠乏(空気中の酸素濃度が18%未満の状態)環境では、JIS T 8150において、指定防護係数1,000 以上の全面形面体を有する給気式呼吸用保護具(送気マスク又は自給式呼吸器)を選択することとされていることに留意すること。
送気マスクの選定に当たっては、日本産業規格(JIS T 8150:2021「呼吸用保護具の選択、使用及び保守管理方法」及び JIS T 8153:2023「送気マスク」)を参考に、作業者の顔面・頭部に合った寸法の呼吸用インタフェースを有する送気マスクを選択すること。
なお、別添のとおり使用する送気マスクの指定防護係数が次の式により求められる要求防護係数と比べ、十分大きなものであることを確認すること。
PFr = C / Co
PFr:要求防護係数
C:呼吸用保護具の外部の労働者の呼吸域における有害物質の濃度
Co:労働安全衛生規則(昭和47年労働省令第32号)第577条の2第2項の規定による濃度基準値。濃度基準値が設定されていない場合には、米国産業衛生専門家会議(ACGIH)や日本産業衛生学会などの諸機関が公表する職業ばく露限界値
PFr:要求防護係数
C:呼吸用保護具の外部の労働者の呼吸域における有害物質の濃度
Co:労働安全衛生規則(昭和47年労働省令第32号)第577条の2第2項の規定による濃度基準値。濃度基準値が設定されていない場合には、米国産業衛生専門家会議(ACGIH)や日本産業衛生学会などの諸機関が公表する職業ばく露限界値
酸素欠乏(空気中の酸素濃度が18%未満の状態)環境では、JIS T 8150において、指定防護係数1,000 以上の全面形面体を有する給気式呼吸用保護具(送気マスク又は自給式呼吸器)を選択することとされていることに留意すること。