重要なお知らせ

平成17年度買取り試験で指摘された製品について

2006/02/20

お客様 各位
2006年2月吉日
株式会社重松製作所 取締役社長 重松 宣雄

はじめに

拝啓 余寒の候、貴社ますますご清栄の段、お慶び申し上げますとともに、毎々格別のお引き立てを賜り、ありがたく厚くお礼申し上げます。

さて、平成12年度より、社団法人 産業安全技術協会殿では、厚生労働省殿からの委託を受け、型式検定品である防じんマスク及び防毒マスクの流通段階における性能の維持・向上を図る観点から、買取り試験を行われています。

このたび、平成17年度の買取り試験におきまして、当社製品に構造規格に規定されている合格標章の表示、及び取扱説明書の記載に不備があるとのご指摘がありました。
ご指摘のありました製品の不具合内容及び対処した内容につきまして、下記のとおりご案内申し上げます。

お客様各位に、多大なご迷惑をおかけいたしましたことは誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げます。
今後は、このようなことのないよう、更に品質の向上、印刷ミス防止に努めますので、今後とも、当社製品をご愛顧くださいますよう、お願い申し上げます。

なお、ご不明な点等がございましたら、当社営業所へお問い合わせください。
敬具
 

1.防じんマスク TS.No.DR-E30 (合格番号 第347号 旧規格品)

マスク本体の合格標章の合格番号を、正しくは「第347号」のところを誤って正しい合格番号の前に「M」をつけてしまい、「第M347号」になっていました。
ろ過材には正しい合格標章がついていますのでマスク本体と、ろ過材の合格番号が違うため、ユーザー各位が使用する際に見比べて、合格番号に「M」が付いているので現規格品だと誤認される情報を与えてしまいました。
正しくは、下記に示すとおりです。
なお、お手数ですが、貴社にて該当する製品を在庫されている場合は、標章を貼付し直しますので、当社フリーダイヤル(0120-36-0277)まで、ご連絡ください。

第347号
 

2.防じんマスク DR26U2W (合格番号 第M42号 現規格品)

DR26U2Wの取扱説明書のタイトルに記載したマスクの性能区分を、正しくは「RL2」のところを「RS2」と表記していました。
性能区分「RL2」のつもりでマスクを選択購入されたユーザー各位が、取扱説明書を読まれた際に、誤った用途で使用する情報を与えてしまいました。
正しくは、下記に示すとおりです。
なお、お手数ですが、貴社にて該当する製品を在庫されている場合は、正しい取扱説明書を送付いたしますので、当社フリーダイヤル(0120-36-0277)まで、ご連絡ください。

 DR26U2W
 

3.防毒マスク用吸収缶 CA-707/AM (合格番号 第N108号 現規格品)

吸収缶のピロー包装に記載している外付けフィルタ使用時の吸気抵抗上昇値を、正しくは「690Pa以下」のところを誤って「660Pa以下」と記載していました。
外付けフィルタの取扱説明書に記載されている吸気抵抗上昇値「690Pa以下」と吸収缶の包装に記載されている吸気抵抗上昇値「660Pa以下」との数値が違うので、ユーザー各位が外付けフィルタを使用した際に、目詰まりして息苦しくなる時間について、誤認される情報を与えてしまいました。
正しくは、下記に示すとおりです。
なお、お手数ですが、貴社にて該当する製品を在庫されている場合は、訂正シールを送付いたしますので、当社フリーダイヤル(0120-36-0277)まで、ご連絡ください。

防毒マスク用吸収缶 CA-707/AM
 

4.防毒マスク用吸収缶 CA-710/MA (合格番号 第N155号 現規格品)

取扱説明書に記載することが定められている「使用時間記録カード」の記載漏れがありました。
本品は、メタノール用として開発したものですので、平成8年8月6日付 基発第504号「防毒マスクの選択、使用等について」の記載に基づき、一回使用で廃棄するように表示しました。
そのため、使用時間記録カードが記載されていると再使用を防止できないと考え、使用時間記録カードを削除しました。
しかしながら、本品は一般の有機ガスにも使用される可能性がありますので、それに備えるべきでした。
使用時間記録カードが無いと、吸収缶を使用した記録が残りませんので、残存能力を超えて吸収缶を使用してしまう危険性があります。
「使用時間記録カード」は下記に示すとおりです。
なお、お手数ですが、貴社にて該当する製品を在庫されている場合は、使用時間記録カードのシールを送付いたしますので、当社フリーダイヤル(0120-36-0277)まで、ご連絡ください。

防毒マスク用吸収缶 CA-710/AM