1例●●ーーー●●ーー●ーー●●作業環境状況の確認注(1)ろ過式呼吸用保護具:環境空気中の有害物質を吸収缶又はろ過材によって除去する方式の呼吸用保護具 (2)給気式呼吸用保護具:着用者が環境空気とは別の空気、酸素又は呼吸可能なガスを呼吸する方式の呼吸用保護具ー常温常圧(25 ℃,1気圧)の下で、気体で安定している物質。ー常温常圧(25 ℃,1気圧)の下で、液体又は固体で安定している物質が気化し、気体状態で存在するもの。ー空気中に浮遊する液体粒子。●固体が熱せられて気化した後、空気中で凝縮して生成する粒子。●固体がその化学的組成が変わらないまま物理的な過程で粉砕された●物質の燃焼、熱分解又は化学反応によって生成した空気中の固体、 ときに生成する粒子。液体粒子及びガス状物質の総称。●ちりや煤煙が水蒸気などと結びついて霧状になったもの。アンモニア、硫化水素、塩素有機溶剤蒸気酸ミスト、オイルミスト、スプレーミスト溶接ヒューム、金属ヒューム研磨、掘削時の粉じんたばこの煙、ばい煙汚染された大気(排気ガス等による)※作業内容によって 給気式呼吸用保護具(2) も選択できます。YESYES定 義YES気体液体固体ガスGas蒸気VaporミストMistヒュームFume粉じんDust煙SmokeスモッグSmog状 態種 類NO 又は不明NO 又は不明NO 又は不明 呼吸用保護具選択チャートは、安衛法、厚生労働省通達「防じんマスク、防毒マスク及び電動ファン付き呼吸用保護具の選択、使用等について」(令和5年5月25日 基発0525第3号)及びJIS T 8150:2021「呼吸用保護具の選択、使用及び保守管理方法」を参考に、選択過程を抜粋して作成しています。 環境空気の有害の程度による呼吸用保護具の選択は、最初に酸素濃度によって選択を した後、有害物質の種類や濃度によって選択を行います。 有害物質については、要求防護係数を求め、それを上回る指定防護係数を有する 呼吸用保護具を選択してください。 対象とする有害物質について、法令、規格又は業界の指導書で呼吸用保護具の種類 又は指定防護係数を規定している場合は、それに従ってください。 詳細は、最新の法令等の情報をご確認ください。安衛法:労働安全衛生法 JIS:日本産業規格(Japanese Industrial Standards)START酸素濃度は18 % 以上ありますか?(通常 21 %)有害物質呼吸用保護具の選択について有害物質の種類は明確ですか?有害物質の濃度は、ろ過式呼吸用保護具(1)で対応できますか?呼吸用保護具選択チャート
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