花粉対策
花粉症は、花粉によって引き起こされるアレルギー疾患で、くしゃみ、鼻水、鼻づまり等のアレルギー性鼻炎や目のかゆみ、流涙などのアレルギー性結膜炎が最も多く見られます。また、まれに喘息やアトピーの症状を併発することがあります。
予防には、薬物による予防法と、花粉のばく露を防ぐ方法があります。
花粉症予防について
薬物による予防法
薬物を花粉症の季節の前から予防的に服用し始める(初期療法)と、より効果的で、花粉症の治療期間も短くなります。(薬物は、専門医と相談して服用してください。)
完全な予防にはなりませんが、症状が出てから治療を始めるより効果的であると言われています。
花粉のばく露を防ぐ方法
- マスク
- マスクをしない場合に比べて、通常のマスクでも花粉をおよそ70%削減し、花粉症用のマスクではおよそ84%の花粉を減少させ、鼻の症状を軽くする効果があります。
大事なことは顔にフィットするものを選ぶことで、横に隙間ができるとそこから花粉が入ってしまいます。
使いやすいマスクは顔にフィットし、息がしやすいもの、衛生面からは毎日交換する使い捨てのものが推奨されます。
- めがね
- 通常のめがねをかけると、めがねを使用しない場合に比べて、眼に入る花粉量はおよそ40%減少します。
さらに、防御カバーのついた花粉症用のめがねでは、およそ65%も減少します。
コンタクトレンズは、花粉によるアレルギー性結膜炎の症状を悪化させる可能性があるため、めがねに替えた方がよいと考えられています。
- 服装
- ウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすいので、避けた方がよいでしょう。
- うがいと洗顔
- うがいは、喉に流れた花粉を除去する効果があります。
眼や鼻に入らないように、丁寧に洗顔をして花粉を落とすとよいでしょう。
- 室内の換気と掃除
- 換気は、窓を開ける幅を10cm程度にし、レースのカーテンをすることで屋内への流入花粉をおよそ1/4 に減らすことができます。
マスク
Newクリーンメイト Fine Fit Plus® (ファイン・フィット・プラス)
- ふつうサイズ
- 男女兼用
- 小さめサイズ
- 子ども・女性向け
- ふつうサイズ:約150×120mm
- 小さめサイズ:約120×120mm
- フィルタが交換できます。
- 交換用プリーツフィルタ(2枚入)をご購入ください。
花粉を99%カット※1
高性能フィルタ で、花粉・黄砂や飛沫(ウイルス含む)をブロック。
※1 Fine Fit Plus®のカケンテストセンターによるフィルタの試験結果
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インナーフレームで会話も楽々
あごまですっぽり覆う、上下に分離した
インナーフレームが、会話に合わせて
動くので、マスクがずれません。 -
接顔布でぴったり密着
接顔布が、顔や口の動きによって
できる隙間をカバーします。
顔とマスクの隙間からの花粉等の
漏れ込みを防ぎます。
花粉の飛散時期
主な花粉の飛散する時期は、地域によって多少違いがありますが、スギやヒノキは春が中心で、秋にも少量の花粉が飛散することがあります。
カモガヤやオオアワガエリなどのイネ科の花粉は種類が多いために、春から初秋までの長い期間飛散します。
ブタクサやヨモギなどのキク科とカナムグラの花粉は夏の終わりから秋にかけて飛散しています。
花粉飛散量の予測及び観測結果については、環境省花粉情報サイトを参照ください。